ボクシング那須川天心、所属ジムの会長が6月に前哨戦、11月にタイトルマッチの計画を明かす

ボクシングでも世界レベルであることを証明した那須川 photo/Getty Images

前哨戦でも強敵との対戦を希望

プロボクシングWBOアジア・パシフィックバンタム級王者の那須川天心が、ジェイソン・モロニー戦を終えた翌日に会見を開いた。

その中で、所属する帝拳ジムの本田明彦会長が、6月に世界ランカーとタイトルマッチに向けた前哨戦を行い、11月に世界王者と対戦させる計画があることを明かした。

那須川は、元王者のモロニーに対し、1ラウンドこそダウンを奪われかけるも、10回を通して試合を優位に進め、判定では大差をつけて勝利した。多彩なパンチ、フットワークは世界トップレベルの相手にも通用した。

その那須川は、試合を振り返り「1試合で何試合分もの経験をさせてもらうことができた。その中で新たな課題がたくさん生まれた」と重要な一戦を戦った意義と、更なる成長の必要性を語った。

また彼は本田会長が語ったプランについては、「世界にふさわしい相手と戦いたい。自分は強い選手ほど燃えるタイプ」と強敵との対戦を希望した。

キックボクシングとボクシング両方で世界チャンピオンを目指す那須川。もしこの計画が実現すれば、8戦目で早くも目標を達成することとなる。強い相手に燃えるタイプと本人が語ったように、強敵をどんどん倒していく彼の活躍に期待したい。

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