オリオールズ菅野智之が対外試合で初登板を飾る 長年、巨人のエースだった実力を発揮し、多彩な変化球で2回無失点

地元紙が絶賛した制球力を発揮した菅野 photo/Getty Images

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初登板で6球種を披露

ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手が、日本時間2月27日、加入後初めてとなる対外試合に登板した。

この日の対戦相手は、ピッツバーグ・パイレーツ。先発し2回を投げ、2安打無失点と好投を披露した。

菅野はこの試合で、ベテランの技とも言える多彩な変化球を試した。カットボールやスプリット、シンカーなど全6球種を駆使して打者を翻弄した。
MLBのデータ分析システム「スタットキャスト」によれば28球中、6割超の17球がストライクで、球速は93マイル(約150キロ)が最速。ストレートの平均は92・1マイル(約148・2キロ)だった。

デビューのマウンドを終えて、菅野は「あっという間に終わった。それなりに満足している。いい準備をして試合に臨めたので、また一つ階段を上れたと思う」と振り返った。

また「基本的にはキャッチャーの要求に応えるのが僕は好き。それに応えられるのが僕の持ち味。全部狙ったところには行かなかったが、ある程度は狙い通りにいったと思う」と手応えも語った。

また今後に向けては「次はしっかり自分の意思も伝えながら投球できたら良い。その中で配球がもうちょっと確立できたらいいなとも思う。今日のように1球1球の試しではなく、色々コンビネーションを入れながらやりたい」と意気込みを述べた。

次回の登板では、そのコンビネーションをどういう組み合わせで披露するのか注目だ。

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