リヴァプール中盤の要となるショボスライは“ハンガリーの英雄” 1986年以来のW杯出場へ希望の星「彼はこれからもっと良くなる」

リヴァプールでプレイするショボスライ photo/Getty Images

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ハンガリーでもリヴァプールのゲームは大人気

プレミアリーグで首位を快走するリヴァプールにて中盤の重要戦力となっているドミニク・ショボスライ。2023年にライプツィヒから加わったハンガリーの才能は、すっかりチームに欠かせない存在となった。

ハンガリーは2016年大会から3大会続けてEURO本大会に出場するなど、代表チームも着実に力をつけている。世界的ビッグクラブであるリヴァプールでプレイするショボスライはハンガリーの英雄であり、特別な存在なのだ。

『ESPN』によると、ハンガリーのベンツェ・ポチャク記者もショボスライの影響力の大きさを次のように説明している。
「今から1年半ほど前、ショボスライがリヴァプールと契約した数ヶ月後に韓国へ行く機会があった。あっちではソン・フンミンのポスターがたくさんあって、それこそどこにでも彼の顔があったんだ。私はハンガリーの友人に言ったよ。これからショボスライもこうなっていくんだとね。今ではそれが真実だと証明された。夏にはファーストフードで彼の名前を冠したメニューも作られたし、ハンガリー最大の通信会社の顔にもなっている。リヴァプールのゲームがある時には、ハンガリー中の人が観戦するんだ」

「彼はこれからもっと良くなる。ザルツブルク、ライプツィヒで本格的に活躍するまで、少し時間がかかっていた。だから、リヴァプールでも来季こそ彼が真のスターになると思う。彼にはそのポテンシャルがあるし、時間さえあればそうなるだろう」

リヴァプールは前節マンチェスター・シティを2-0で撃破したが、ショボスライはこのゲームでも11.5kmの走行距離を記録している。攻守にフル稼働できるエネルギーがあり、その馬力溢れるプレイがショボスライ最大の魅力だ。

当然ながらハンガリー代表でも絶対的な存在であり、ハンガリーが目指すのは1986年大会以来となるワールドカップ出場だ。24歳と若いショボスライにはまだ複数回ワールドカップにチャレンジする時間があるはずで、それがハンガリー国民最大の願いだろう。

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