「彼らは私をリーベルからヨーロッパに連れてきてくれた」 アトレティコへ移籍したアルバレス。シティ退団当初の心境を語る

アトレティコ・マドリードでプレイするフリアン・アルバレス photo/Getty Images

続きを見る

アトレティコで活躍中のアルバレス

2022年にリーベル・プレートからマンチェスター・シティに移籍し、プレミアリーグとCLのタイトルを獲得したフリアン・アルバレス。現在はリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードでプレイしており、直近のバルセロナとのコパ・デル・レイでは開始1分で先制弾を挙げるなど、スペインでも好調を維持している。

そんなアルバレスは『Manchester Evening News』のインタビューにてシティを退団した当時の心境を語っている。

「私はメッセージを送るようなタイプではないけど、私が今まで指導を受けたコーチは皆、私をよく言ってくれる」
「ペップとの最後の会話は『2年間、本当にありがとう。本当にたくさんのタイトルを獲得した。あなたは(アルバレス)一度も問題を起こさず、クラブに迷惑をかけなかった。あなたはいつも全力を尽くしてくれた』という内容だった」

「(シティに対して)不満は1つもなかった。いつも感謝の言葉をもらっていたし、私もクラブに対して感謝を伝えていた」

シティを離れたのはスペインが快適だと思ったのか、はたまたマンチェスターに不満があったのかと問われる、以下のようなコメントを残している。

「いや、私がシティに移籍して以来、彼らは私を信じてくれた」

「彼らは私をリーベルからヨーロッパに連れてきてくれた。私はたくさんの試合に出場し、たくさんのゴールを決め、多くのタイトルを獲得した。本当に完璧だった。もし私がシティに残っていたら、快適にプレイしていただろう」

「私はいつもクラブに感謝していたが、何かが必要だったんだ。私の心のどこかで新しいことへの挑戦が必要だと考えていた。私のキャリアにおける異なる挑戦だ」

「そしてここは(アトレティコ)僕がもっと成長し、サッカー選手として最高の自分を見つけられる場所だと感じた。だから少しはそういう理由もあると思う」

「最も重要な試合に出場したい。インテルとのCL決勝には出られなかった。レアル・マドリードとの準決勝にもあまり出場していない。ああいう試合には出場したかった」

シティ時代はアーリング・ハーランドの存在もあり、本職のCFでは一番手ではなく、複数のポジションで起用される便利屋的な一面を見せていた。そのおかげでシティは長いシーズンを戦えていたが、本人はより重要な試合で起用される1番手としての役割を望んでいたようだ。

アトレティコはシステムの関係もあって重要な試合であれば必ず起用される選手となっており、アルバレスの今後の飛躍に注目したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.302 攻撃型MF新四天王

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ