バトラー加入でGSWが6勝1敗の快進撃! 大ベテランが新チームで悲願のチャンピオンリングを目指す

GSWへ移籍したジミー・バトラー photo/Getty Images

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カリーのスタッツも向上

今冬のトレード市場でゴールデンステイト・ウォリアーズにおいてジミー・バトラーの加入は停滞していたチームにとって大きな変革をもたらした。6勝1敗のうち5試合で10点差以上の差をつけてブローアウト、シャーロット・ホーネッツとの試合では7人が二桁得点と組織としての強さを披露している。

バトラーはこれまで5チームを渡り歩いてきたが、NBAのジャーナリストであるシャムズ・シャラニア氏によると35歳の大ベテランにとってウォリアーズはこれまでプレイしてきたチームの中で最高のチームだと考えているようだと『X』で伝えている。

「彼はこの組織が、自分が所属してきたどの組織よりも優れていると感じている。彼がフィラデルフィアに行ったとき、マイアミに行ったときの感覚とは違うようだ」
バトラーと言えば強烈なまでの情熱をもって練習に臨む選手として知られているが、それ故にこれまで何度もチームとの衝突が問題視されてきた。その中で、今回の移籍はバトラーにとって自身のバスケへの情熱に応えてもらえる最高の環境を見つけたようだ。

「ジミー・バトラーにとって今回のゴールデンステイトへ移籍はこれまでのものと違う。彼はシュートアラウンドにいつも以上に遅くまで残っている。 練習にも遅くまで残っている」

「彼はトレーニングルームや食事室で多くの時間を過ごしているようだ。 彼は今、ウォリアーズに価値を証明するために、これまで以上のことをしている」

バトラーのウォリアーズへの加入はチームの若手に対して大きな影響を与えることは勿論、過去2度のMVPを獲得した絶対的なエースであるステフィン・カリーにも波及しており、1試合平均得点が、トレード前が23.0点だったことに対し、バトラー加入後は29.0点に跳ね上がっている。

NBAで”王朝”を築き上げたウォリアーズのスターであるカリーとドレイモンド・グリーンはチームがチャンピオンリングを勝ち取るために必要なものを熟知している。現在31勝27敗でウェスタン・カンファレンス8位のチームだが、バトラーとウォリアーズのケミストリーが更に進化すれば双方にとって完璧な存在となるのかもしれない。

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