プレミアでは“605分で1アシスト”のグリーリッシュ 出番増えぬシティの10番にペップが言及 「彼の実力に疑問の余地はない」

マンCで復活期待されるグリーリッシュ photo/Getty Images

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なかなか本来の調子がでない

FAカップ5回戦のプリマス・アーガイル戦を前にマンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはジャック・グリーリッシュについて言及した。

22-23シーズン、シティが3冠を達成した時にはチームにおいて欠かせない役割を担っていたが、その後のシーズンは度重なる怪我の影響もあり、苦戦。今シーズンはここまで公式戦25試合で2ゴール5アシストを記録しているが、プレミアリーグでは1アシストのみ。プレイ時間も16試合で605分のみと限られており、本来のパフォーマンスを発揮できていない。

シティでの将来を疑問視されるようにもなったが、ペップはグリーリッシュの実力を変わらず評価しているようで、唯一の懸念点は怪我によるコンディションのみだと語った。
「いいか、ジャックは(レイトン)オリエントでプレイしてして本当に良かったんだ。その後、(レアル)マドリード戦にも出場した。マドリードは親善試合ではない。20分後に彼は負傷して退場した。今シーズンはそういうことが起きている」

「ジャックがあまりプレイしなかったのは、できなかったからだ。彼は悩みを抱えており、小さな問題を抱えていた。彼の実力に疑問の余地はない。私はジャックのクオリティを疑ったことは一度もない。しかし、彼には問題があったため、3試合連続でプレイしていない」

「彼はノッティンガム・フォレスト戦では良いプレイをしたが、その後はプレイせず、トレーニングセッションで再び負傷した。大きな問題ではないが、彼は何度も何度も全力疾走を繰り返すことができなかった。これが唯一の疑問符であり、それ以外の疑問符はない」(英『Sky Sports』より)

今シーズンはコンディションを一貫して保つことができていないグリーリッシュ。最近は左サイドでジェレミー・ドクも躍動しており、ポジションを奪うことは簡単ではない。しかしグリーリッシュとドクの2人が本来のプレイをしてくれれば、シティにとっても頼もしい限りだろう。

日本時間2日の2時45分にキックオフを控えるプリマス戦では出番が回ってくる可能性もあるが、グリーリッシュは本来のパフォーマンスを取り戻すことができるだろうか。

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