「サポーターにも情けない思いをさせていたので、なんとか勝ち点3を届けたかった」 神戸戦で腕章を巻いた福岡DF田代が今季初勝利に喜び

福岡でプレイするDF田代雅也(写真は昨季のもの) photo/Getty Images

数的不利の状況守り切った

2025明治安田J1リーグ第4節でヴィッセル神戸と対戦したアビスパ福岡。立ち上がりから積極的に前に出る姿勢を見せる福岡がいい入りを見せると、40分に見木友哉がオウンゴールを誘発し、先制に成功する。

後半から神戸が大迫勇也や扇原貴宏らを投入すると、福岡は守備に回る時間が増える。さらに75分には守備の要である上島拓巳が2枚目のイエローで退場。数的不利の状況を強いられた福岡だったが、全員がハードワークを見せ、なんとか1点を守りきり、1-0の勝利を飾った。

今シーズンより金明輝新体制がスタートした福岡だったが、開幕から3連敗と厳しい状況が続いていた。そんななか、現在リーグ2連覇中の神戸を相手に勝ち点3を収めることができた点は大きいだろう。

この試合でキャプテンマークを巻き、後半ATには勝利を手繰り寄せる決死のクリアを見せたDF田代雅也は試合後、『DAZN』のインタビューにて、今シーズン初勝利の喜びを噛み締めた。

「開幕してから苦しい状況が続いていて、サポーターにも情けない思いをさせていたので、なんとか勝ち点3を届けたかった。今日もアウェイの地にあれだけのサポーターが来て、僕らの背中を押してくれて、本当に力強かったし、今日笑顔で返すことができて本当に嬉しい」

さらに田代は数的不利の中でもチーム全体で守り切ったことに関しては「昨年から積み重ねてきたアビスパ福岡の良さ」だと語り、リーグ戦では3分3敗と勝てていなかった鬼門での勝利への手応えを口にした。

4試合目にしてやっと今シーズン初勝利を飾った福岡。次節は京都サンガF.C.とのアウェイゲームになるが、連勝を飾れるか。

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