もう前田大然は単なるスピードスターではない OBが「リーグ年間MVP」と絶賛するほど伸びた得点力

今季の前田はゴール前でも凄い photo/Getty Images

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ゴール前でのテクニックやシュート精度が伸びている

セルティックでプレイする日本代表FW前田大然の魅力といえば、やはり圧倒的なスピードと運動量だろう。その部分は常に高い評価を受けてきたが、それだけではない。

最近はゴール前でのシュート精度や、ボールタッチの部分でも高い評価を得るようになってきた。今冬にFW古橋亨梧が退団し、前田が新エースとして評価を急激に伸ばしているのだ。

前田は1日に行われたセント・ミレン戦でも終盤に味方のパスに抜け出し、見事なボールタッチで相手DFをかわしてからシュートを決めている。英『67HailHail』によると、クラブOBクリス・サットン氏もそのボールタッチを絶賛する。
「ボールが後方から入ってきたが、前田はそれを上手くマイボールとした。トラップから左足へボールを運んだのは上手かったね。素晴らしいタッチ、そしてフィニッシュも素晴らしい。あそこで冷静さを保ち、フィニッシュへの準備を整えられるのは見事だ。彼は今季のリーグ年間MVPだろう」

今季前半戦のセルティックでは主に右ウイングに入るFWニコラス・ゲリット・キューンがチームの最多得点者となっていたが、後半戦より前田の得点ペースが急加速。今では前田が26ゴールでチームトップ、キューンは18ゴールで2位となっている。

古橋退団後はセンターフォワードとして自信を深めているようで、フィニッシュの部分でも頼れるアタッカーとなってきた。

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