ベティスは加入後7試合で“3G2A”のアントニーの引き留めを画策か 障壁は5000万ユーロの移籍金と給与に

ベティスで躍動しているアントニー photo/Getty Images

絶好調のレフティー

今冬マンチェスター・ユナイテッドからレアル・ベティスにレンタル移籍にて加入したアントニーは新天地で躍動している。

ラ・リーガでは3試合連続でMOMを獲得し、現在公式戦7試合で3ゴール2アシストを記録するアントニーはスペインの地で充実した時間を過ごしており、完全復活したという見方もある。

そんななか、スペイン『FICHAJES』によると、ベティスはマヌエル・ペジェグリーニ監督にとって重要な選手となったアントニーを6月以降もチームに引き留めたいと考えている模様。現在のレンタル移籍には買取オプション等は付随しておらず、アントニーは今シーズン終了後にはユナイテッドに戻ることになる。

ベティスはあらゆる選択肢を探しているようだが、同メディアはアントニーの引き留めは簡単ではないと主張。ユナイテッドはアントニーを完全移籍にて売却する準備もあるようだが、移籍金は5000万ユーロ(約78億円)ほどを要求するという。さらに1400万ユーロ(約22億円)というアントニーの年俸もベティスにとっては高すぎると伝えており、手が届かないと報じている。

アントニーを引き留める唯一の方法はレンタル移籍の延長になるが、アントニーの現在の活躍ぶりは他の欧州クラブからも注目を集めており、より資金のある他のクラブに獲られる可能性があるという。

ユナイテッドが移籍金の大幅減額を認め、さらに選手自身も給与の減額を容認することがベティスがアントニーを完全移籍にて獲得する上で欠かせないが、今後の動きに注目だ。


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