21世紀最もヘディングでゴールを奪っているのは誰だ キャリアで決めたゴールのうち“36%”をヘディングで決めてしまうFWの名も

PSVで活躍するL・デ・ヨング photo/Getty Images

ヘディングで100ゴール以上奪っているのは……

21世紀に入ってから、ヘディングで最も多くのゴールを決めている選手は誰なのか。

ヘディングでゴールを量産するには単純な高さだけではなく、ゴール前でのポジショニングやクロスに合わせるセンスなど様々な要素が必要だ。それらを含めたゴール前での『21世紀最強のヘディングモンスター』は誰になるのか。

今回英『GIVE ME SPORT』が21世紀のヘディング得点ランキングを紹介しているが、果たして1位は誰か。

5位:ラダメル・ファルカオ(71ゴール)

4位:フェルナンド・ジョレンテ(77ゴール)

3位:ロベルト・レヴァンドフスキ(91ゴール)

2位:ルーク・デ・ヨング(105ゴール)

1位:クリスティアーノ・ロナウド(121ゴール)

1位は予想しやすかったかもしれない。若い頃のロナウドは細身なウイングだったが、年齢を重ねるとともにフィジカルを強化。ロナウドの場合はクロスに合わせるのが抜群に上手く、その武器の1つとしてヘディングを磨いたイメージだ。

印象的なのはPSVでプレイするデ・ヨングだろうか。今季も頼れるベテランとしてエールディヴィジでゴールを重ねているが、デ・ヨングはキャリアでの通算286ゴールのうち105ゴールを頭で決めている。実に36%の割合となり、この割合だけを見ればロナウド以上に『ヘディングモンスター』の称号にふさわしい選手かもしれない。

例えば2018-19シーズンはエールディヴィジにて8ゴールを右足、7ゴールを左足、ヘディングでは13ゴールを記録している。バルセロナでプレイした2021-22シーズンも出番は限られていたが、リーグ戦で1ゴールを右足、残り5ゴールを全部ヘディングで記録。シーズン得点数のうちヘディングで奪った得点が最も多いなんてことも珍しくないのだ。

数字だけを見ればロナウドに負けてしまうが、同メディアもデ・ヨングが現代で最も古典的なタイプのセンターフォワードかもしれないと伝えている。デ・ヨングのようなFWは減少傾向にあるかもしれないが、エリア内の空中戦を支配してしまうダイナミックなストライカーも非常に魅力的だ。

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