サラーでもファン・ダイクでもない レジェンド・スーネスが現リヴァプールでお気に入りの選手に挙げたのは…… 「どんな監督でも彼を好まないのは難しい」

リヴァプールでプレイするマクアリスター photo/Getty Images

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スロット・リヴァプールでも欠かせない存在に

プレミアリーグで首位を走り、カラバオカップでは決勝進出、さらにCLでもラウンド16進出を決めているリヴァプールは今シーズン無類の強さを発揮している。

公式戦39試合で30ゴール22アシストを記録するモハメド・サラーを筆頭に、フィルジル・ファン・ダイクやライアン・グラフェンベルフ、ドミニク・ショボスライなどアルネ・スロット監督の下、多くの選手が躍動している。

そんななか、リヴァプールのレジェンドであるグレアム・スーネス氏は英『Daily Mail』にて、今のリヴァプールでお気に入りの選手を挙げた。アルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターだ。
「モハメド・サラーの創造性とゴールを称賛し、ルイス・ディアスのスピードとエネルギーを称え、フィルジル・ファン・ダイクの優雅さと落ち着きを称賛するのは簡単だ。しかし、今年の彼らよりも私が選ぶリヴァプールの選手は、アレクシス・マクアリスターだ」

「私は長い間、最高のサッカー選手はアルゼンチンから出てくると信じてきた。おそらく、多くのイタリア人が移住したことと、ラテン人の天性のセンスと攻撃性が組み合わさって、素晴らしいサッカー選手が生まれるということなのだろう。しかし、その理由はともかく、彼らは素晴らしいサッカー選手を生み出すのであり、この選手は現在、私の一番のお気に入りだ」

「チームメイトが彼をユルゲン・クロップの『息子』だとからかっていたのも不思議ではない。どんな監督でも彼を好まないのは難しいだろう。彼は最高の態度の持ち主のようだ。先日アンフィールドでブルーノ・ギマランイスに倒された時でさえ、彼の落ち着いた反応は彼自身についてすべてを物語っている」

「監督は彼と話をする必要はないと思う。彼は勇敢で、努力家で、困難な仕事をこなす素晴らしい意欲を持っている。彼が前線に突進して遊び心を持ってプレイしている時が一番好きだ。私は彼の大ファンだ。リヴァプールがブライトンに支払った3500万ポンド以上の移籍金は、最近の取引ではお買い得だったようだ。ボーナスがいくらであろうと、今すぐに小切手を切ってほしい。彼にはその価値がある」

マクアリスターは2023年夏にリヴァプールに加入すると、1年目から公式戦46試合に出場し、7ゴール7アシストを記録。スロット監督に変わった今シーズンもここまで公式戦38試合で5ゴール4アシストとリヴァプールの10番は変わらず重要な役割を担っている。

リヴァプールの今シーズンの快進撃は調子がいい選手が多いことも大きく影響しているが、存在感増すマクアリスターから目が離せない。

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