17歳チド・オビはホイルンドよりもよっぽど怖いFWだ シアラー言及「ホイルンドがピッチにいた時よりも……」

起用されはじめたチド・オビ・マルティン Photo/Getty Images

ホイルンドはわずかシュート1本

FAカップ5回戦、マンチェスター・ユナイテッドはフラムと対戦。1-1でPK戦までもつれ込んだが、PK戦で3-4と敗れた。

プレミアリーグでは14位と来季の欧州コンペティションの出場権獲得は絶望的で、カップ戦の優勝は出場権獲得の望みだったが、これでFAカップも絶たれてしまった。

さまざまな問題点が浮き彫りになっているユナイテッドだが、得点力不足はそのひとつだ。この試合で先発したFWラスムス・ホイルンドは68分までプレイしたが、放ったシュートは枠外の1本のみに終わっており、ストライカーが点を取れないことがチームに影を落としている。

しかしホイルンドに代わって出場した17歳のFWチド・オビ・マルティンはわずかな希望を感じさせた。ピッチに登場するとまもなくDFカルヴィン・バッシーを脅かし、ゴール前を横切る危険なシュートを放った。オビ・マルティンのシュートは3本、うち1本が枠内だった。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、ホイルンドよりもオビ・マルティンの方が危険だったと語っている。『Mirror』が伝えた。

「バッシーは本当に快適な午後を過ごしていたが、オビほど彼にプレッシャーをかけてきた選手はいない。オビは本当に厄介な存在だ。ホイルンドがピッチにいた時よりも、間違いなく多くのことを要求してきた。彼は(フラムにとって)迷惑な存在だった」

アーセナルのアカデミーにいた頃に1試合10得点という前代未聞の記録を残したオビ・マルティン。ホイルンドもジョシュア・ザークツィーも得点を挙げられないいま、ユナイテッドはこの17歳を頼りにするしかないのだろうか。期待できる能力の持ち主なのは確かだ。

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