パドレスのダルビッシュが、ホワイトソックスとの練習試合に登板 巧みな投球術は発揮できず5安打4失点と課題を残す結果に

昨季ポストシーズンで大谷を完璧に抑えたダルビッシュ photo/Getty Images

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投球フォーム修正が裏目に

サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が、シカゴ・ホワイトソックスとの練習試合に登板した。

ダルビッシュは、この日、3回を投げて1本塁打を含む5安打4失点と課題を残す投球に。ただ6奪三振を奪う良い部分も見せた。

昨季のダルビッシュは、左足付け根の張りによる故障者リスト入りなど、一年を通して活躍できなかったものの、7勝3敗、防御率3.31、ポストシーズンでもドジャース相手に好投を見せ、チームに貢献した。
そして今季はパドレス投手陣の大黒柱として、シーズンを通した活躍が期待される中、ここまで自分のペースで調整を続けながら投球フォームの変更にも取り組んだ。昨季のように足を上げた後に体のひねりを入れず、一連の流れで投げるようになった。

ただこの試合においては、それが裏目に出たようだ。本人は「スピードは出るが、打者にとってもタイミングが取りやすい」と振り返った。球速についても96マイル(約154キロ)を計測したが、自身の感覚では97マイル(約156キロ)は出ると思っていたことを明かし、その感覚のずれを今後の調整で修正していく必要性を窺わせた。


今シーズン、メジャー13年目となるダルビッシュ。まだ今年のオープン戦には登板していないが、近々そのマウンドに上がることも予想される。今後の彼の修正力に期待したい。

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