佐々木朗希が大船渡市に見舞金1000万円と寝具500組を提供 大規模山林火災で避難する住民に一部が配布

大船渡高校時代からコンディション調整を徹底している佐々木 photo/Getty Images

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市が会見で発表

岩手県大船渡市が、3月3日、市内で拡大し続ける山林火災を受け、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手から見舞金1000万円と寝具500組が提供され、その一部が既に避難所に配布されたことを発表した。

 佐々木は同市に隣接する陸前高田市出身。2011年の東日本大震災により津波で父と祖父母を亡くした。自宅も流され、その後大船渡市に移り住んだ。進学した大船渡高校で野球選手として実力を伸ばした。高校生ながら163キロを計測し、当時からその才能の高さを見せていた。

大船渡市はこの日の午後2時半の時点で、災害義援金など総額6500万円余りの支援があったことを明らかにしており、今回、佐々木が寄付した金額はその約6分の1の額に当たる。
同市の渕上清市長は「米国でも被災状況を把握して思いを寄せていただいていることに改めて感謝したい。大きな支えになる。遠くから佐々木投手が応援しているということを市民で共有しながら、この難関を乗り切っていきたい」と話した。

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