オリオールズ、菅野がラッチマンとオープン戦で初コンビ ピンチにも動じず、抜群の制球力でメジャー屈指の強打者を三振に仕留める

ピンチにも落ち着いたマウンド捌きを披露した菅野 photo/Getty Images

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2回を投げ無失点

ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手が、日本時間4日にオープン戦2度目のマウンドに上がり、ボストン・レッドソックス打線を相手に2回2安打無失点の好投を見せた。

この試合、2番手で3回から登板した菅野。四球やヒットを浴びていきなり1死二、三塁のピンチを招くものの、オールスター2度選出され、昨季アストロズで26本のホームランを記録した強打者の2番アレックス・ブレグマンを低めのスプリットで、3番マーセロ・マイヤーは、内角のツーシームで連続して見逃し三振に打ち取り、窮地を脱した。

続く4回も先頭打者にヒットを許し走者を出すが、後続を凡打に打ち取り無失点。ベテランらしい安定感のあるピッチングで開幕ローテーション入りをアピールした。
この試合では正捕手を務めるアドリー・ラッチマンとオープン戦初のバッテリーを結成。菅野は「取りたいところで三振も取れた。ランナーを背負いながらも、しっかりキャッチャーの要求にも応えられた。まだ探り探りの部分もあるが、投げ終わったあともいろいろ話ができ、もっともっとバッテリーとして完成していければいいと思う」と、この日に掴んだ手応えと今後の調整について語った。

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