藤浪晋太郎が3度目のオープン戦登板で無四球、1回無失点 現地実況も「最高級の球」と称賛

開幕ロースター入りを目指す藤浪 photo/Getty Images

ストライク先行で安定

オープン戦2度目の登板で大崩れした藤浪晋太郎投手が、3度目の登板となったクリーブランド・ガーディアンズ戦では一転、修正力を見せて好投を披露した。

この試合、招待選手としてマリナーズのキャンプに参加中の藤浪は、7回から5番手で登板。1回を1安打無失点に抑えた。前回、日本時間2月28日のサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦では、5回から5番手でマウンドに上がると3四死球と崩れて4失点。1回もたず降板となっていたが、この日は、一味違った。

藤浪は、先頭打者を153キロのストレートで遊ゴロに打ち取ると、次の打者アンヘル・マルティネスにはボールが先行し、甘く入った156キロのストレートをはじき返され内野安打を許す。それでも次の打者にはストライクが先行し、カットボールでショートゴロに打ち取った。

この時、併殺くずれで一塁への送球がそれ、2死2塁となったが、最後の打者も安定した投球で追い込むと156キロの速球でセンターフライに仕留め、無失点で切り抜けた。

試合後に藤浪は、この日のマウンドでの状況を速球も変化球もバランス良く投げられたと明かした。現地実況も制球難を除けば、彼が投げるツーシームとスライダーに対し、最高級の球を持っていると称賛した。

ちなみにこの日の最速は98.8マイル(約159キロ)だった。

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