メッツ千賀がオープン戦初登板 2回無失点と安定したピッチングで上々のスタートを切る

代名詞のお化けフォークが武器の千賀 photo/Getty Images

今季はメジャー3年目

日本時間3月4日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が、オープン戦でマイアミ・マーリンズ打線を相手に2回無失点の好投を見せた。

メジャー1年目の2023年シーズンに、12勝を挙げる活躍を見せた千賀は、2年目の昨季は右肩や左ふくらはぎの故障でレギュラーシーズンのほとんどを棒に振り、わずか1試合の登板に終わっていた。

今季はデビュー年以上の活躍が期待される中、ここまでコンディション調整が続き、この日は初めて対外試合のマウンドとなった。

先発した千賀は初回、先頭打者をスライダーで見逃し三振に仕留めると、次の打者をこの日最速の96マイル(約154キロ)のストレートで右飛に打ち取り、簡単に2死を奪う。

そして3人目の打者には、レフト前ヒットを許したものの、その初球、外角低めのストレートが球審の判定でボールとなると、千賀がすかさずチャレンジを要求する場面があった。結果は見事チャレンジ成功。自動ストライクボール判定システム(ABS)によってストライクに覆った。

走者を出しつつも千賀は後続を抑えると、2回も安定したピッチングを披露。2死から内野安打を許したが後続を断ち、2イニングで31球を投げ、被安打2つ、2奪三振、無四球、無失点に抑えた。

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