「まるで我々が1つ下のカテゴリーのクラブで……」 イサクら主力放出の噂が鳴り止まない現状にニューカッスルCEOは苦言呈す

ニューカッスルのエースストライカー、 photo/Getty Images

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この戦力を維持できるか

2021年に買収され、近年急激に力をつけているニューカッスル。2季目となった22-23シーズンにはプレミアリーグで4位フィニッシュを飾り、翌年のCL出場権を獲得した。

昨季は少し勢いが落ちたが、今季はエディ・ハウ監督のもとで持ち直すことに成功しており、トップ4フィニッシュの可能性を十分に残してシーズン終盤戦を戦っている。

そんなニューカッスルだが、PSR問題もあり、主力放出の噂が飛び交っている。エースストライカーであるアレクサンデル・イサクに始まり、中盤の要であるブルーノ・ギマランイスとサンドロ・トナーリ、両サイドを器用にこなすティノ・リヴラメントにも移籍の可能性があると報じられている。
22-23シーズンにはトップ4に入り、今季も同様の成績が見込める可能性があるにもかかわらず、主力放出の噂が鳴り止まない現状に対し、ニューカッスルのCEOであるダレン・イーグル氏は『TheGuardian』に苦言を呈している。

「彼が(イサク)がワールドクラスの選手であり、他のチームが彼を欲しがっていることはわかっている」

「しかし、まるで我々が1つ下のカテゴリーのクラブで、獲得できるのは当然のことのように思われるのは腹立たしい」

「来季はヨーロッパに出場したい。そうすれば収入と知名度が跳ね上がる。トロフィーも勝ち取りたいし、そのために努力している。エディ・ハウという若く優秀なコーチがいるので、将来は明るい」

主力選手引き留めのカギとなるのは、やはり来季のCL出場権の獲得だろう。現状プレミアリーグでは6位となっているが、4位マンチェスター・シティとの勝ち点差はわずか3ポイントしかない。プレミアからの出場枠が増える可能性もあり、今後のニューカッスルの戦いに注目したい。

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