「他のクラブに移籍するという話は聞きたくない」 サラーを子供の頃から知るコーチはリヴァプール残留を切実に望む 「エジプトにいる私たちは、彼にこの夏以降も残ってほしいと思っている」

去就が注目されるサラー photo/Getty Images

現行契約は今季まで

リヴァプールでプレイするエジプト代表FWモハメド・サラーは来シーズン以降の去就が注目を集めている。

2017年よりリヴァプールでプレイするサラーは現在32歳を迎えたが、今シーズンここまで公式戦39試合で30ゴール22アシストと絶好調。再び手のつけられない存在になっており、今シーズンサラーがどれだけ数字を積み重ねるのかは注目を集めている。

そんなサラーで話題を呼んでいるのが来シーズン以降の去就だ。リヴァプールとの現行契約は今シーズン限りとなるが、現時点でリヴァプールと新契約締結には至っておらず、フリーでチームを離れてしまう可能性もある。

そんななか、サラーを子供の頃から知り、かつてはU-20エジプト代表で同選手を指導したディア・アル・サイード氏はサラーの残留を切実に願っているようだ。英『THE Sun』のインタビューにて教え子の去就に触れた。

「私はサラーを子供の頃から知っていて、彼が人間としていかに誠実であるかを知っている。彼はリヴァプールで素晴らしい8年間を過ごした。彼がそこで過ごした時間は、チームメイト、一緒に働いた監督、メディア、そしてファンと共に素晴らしいものだった」

「もちろん、彼にはリヴァプールに残ってほしい。エジプトにいる私たちは、彼にこの夏以降も残ってほしいと思っている。サラーはリヴァプールのことが大好きで、街も大好きだということを知っている」

「彼はリヴァプールに残って、素晴らしいサッカー選手としてのキャリアを終えたいと思っている。サウジアラビアやパリ・サンジェルマン、あるいは他のクラブに移籍するという話は聞きたくない。彼のおかげで、私たちは皆リヴァプールを応援している。だから、私たちにとっては、彼がすべてを終える場所がリヴァプールであることを望んでいる」

30歳を超えた選手の新契約にクラブが慎重になることはよくある話ではあるが、今シーズンのサラーのプレイぶりを見れば、まだまだトップレベルで活躍できることを証明している。

エジプト国民は皆、サラーがリヴァプールに残ることを望んでいるというが、去就はどのような結末を迎えるだろうか。

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