アントニーはマンUに戻りたくない? スペインで躍動するレフティーがベティスCEOに明かした“ホンネ” 「もう1年留まりたいと言ってきた」

ベティスで躍動しているアントニー photo/Getty Images

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公式戦7試合で3G2A

今冬マンチェスター・ユナイテッドを離れたアントニーはレンタル先であるレアル・ベティスで躍動している。

8500万ポンドもの高額な移籍金で2022年夏にユナイテッドにやってきたアントニーだが、思うようなインパクトを残すことができておらず、批判の的になることも少なくない。今シーズンはアマド・ディアロ(22)が台頭してきたこともあって、出場機会が激減したアントニーは冬に再起を誓うレンタル移籍を決断した。

かつての輝きを取り戻す挑戦となったアントニーだが、ベティス加入後は公式戦7試合で3ゴール2アシストと絶好調。スペインの地での再スタートに大成功しており、指揮官マヌエル・ペジェグリーニにとって重要な選手になっている。
そんななか、ベティスのラモン・アラルコンCEOは『El pelotazo』にて、「先日、アントニーがもう1年留まりたいと言ってきた。選手はここでの生活にとても満足しており、到着後すぐに街に馴染むために私たちが提供した設備に驚いていた」と語っており、アントニーがベティスに残ることを希望していることを明かした。

アントニーのレンタル移籍には買取オプション等は付随しておらず、今シーズン終了時には再びユナイテッドに戻る。ベティスはアントニーを完全移籍にて獲得することも画策しているという噂も浮上しているが、ユナイテッドは5000万ユーロ(約78億円)を要求すると考えられており、高額な移籍金がベティスにとってネックになっている。

もう1年のレンタル延長という形がベティスにとっては理想ではあるが、ユナイテッドは新戦力獲得のための資金を捻出するために売却を望んでいる可能性が高く、交渉は簡単ではないかもしれない。

ベティスでの再スタートはアントニーにとって大成功になったが、今シーズン終了後の去就に引き続き注目だ。

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