CLラウンド16・1stレグでクラブ・ブルージュとアストン・ヴィラが激突した。リーグフェーズ第4節でもこの両者は激突しており、この時はホームのブルージュが1-0で勝利している。
この試合ホームとなったブルージュはリーグフェーズを24位で終えるが、プレイオフで昨季のEL王者アタランタを2戦合計5-2で撃破し、ラウンド16まで駒を進めている。
一方のヴィラはリーグフェーズを8位でフィニッシュし、ストレートでラウンド16へ進出。41年ぶりとなるCLで躍動しており、決勝トーナメントに向けて今冬には大型補強を決行。新加入のマーカス・ラッシュフォードはスタメンに、マルコ・アセンシオはベンチスタートになった。
開始早々の2分、試合が動く。アストン・ヴィラがFKを獲得し、ゴール前にロングボールを入れると、タイロン・ミングスが競り、こぼれ球に反応したレオン・ベイリーがダイレクトボレーを叩きこむ。アウェイチームが早くも先制に成功した。
8分、ヴィラに再びチャンス。左サイドでラッシュフォードが突破するとカットイン。右サイドのベイリーとワンツーから強烈なシュートを放つが、これはGKミニョレがセーブ。
11分、ブルージュが反撃に出る。中盤で受けたヤシャリが左サイドのクリストス・ツォリスに展開すると、最後は走り込んできたマキシム・デ・カイペルが左足を振り抜き、同点ゴール。ホームのブルージュが早い時間に追いついた。
序盤からオープンな試合展開になり、ヴィラがボールを握るが、整理されたブルージュのブロックを崩すのは簡単ではなく、後方でパスを繋ぐ時間が続く。一方のブルージュは両SBが高い位置をとり、前線の選手らがどんどん飛び出す積極的な攻撃でヴィラゴールに迫る。
すると、30分ブルージュにチャンスが。左サイドのデ・カイペルのクロスから逆サイドのケムズダイン・タルビが強烈なシュートを放つが、これはヴィラの守護神エミリアーノ・マルティネスのビッグセーブ。
追加点を撮るまでには至らないが、サイドの幅を使い、前線が流動的に動くブルージュが多くのチャンスを作る展開で試合は進む。前半は1-1で折り返す。
両チーム交代なしで迎えた後半、立ち上がりはブルージュがボールを握る時間が増える。すると、50分にオニェディカが強烈なミドルシュートを放つがこれはマルティネスがキャッチ。
攻めあぐねているヴィラは62分に4枚替え。ラッシュフォード、ベイリー、ディサシ、マッギンに代えてアセンシオ、キャッシュ、カマラ、ジェイコブ・ラムジーを投入し、流れを変えようと試みる。
67分、中央で受けたアセンシオが左サイドのラムジーへ展開すると、クロスから再びアセンシオがシュートを放つが、これはミニョレがビッグセーブ。途中交代の選手がいい形でチャンスを作った。
直後の68分にはブルージュに決定機が。左サイドのクロスからヴァナケンがヘディングを合わせるが、惜しくも枠を捉えることができず。ミングスの足に当たったようにも見えたが、ゴールキック判定となった。
73分、ブルージュにチャンスが。ヤシャリのパスをヴァナケンがフリックし、ツォリスが抜け出し決定機を迎えるが、シュートはミートせず。チャンスは作るも最後の部分の精度を欠いてしまった。
こう着状態が続くなか、81分試合が動く。ヴィラが後方から繋ぎ、右サイドへ展開すると、ロジャーズが絶妙なクロス。これをメヘレがクリアをしようとするも、弾き切ることはできず、オウンゴールに。アウェイのヴィラが貴重な勝ち越しゴールを決めた。
84分、点が必要なブルージュが動く。タルビとジュグラに代えてシケとニルソンを投入。しかし直後の85分、PA内でキャッシュが倒され、ヴィラがPKを獲得。このPKをアセンシオが冷静に決めてヴィラにとっては大きな得点に。
2ndレグに向けて1点でも点差を縮めておきたいブルージュは89分にスクラシとヴェトレセンを投入する。一方のヴィラはワトキンスを下げ、ボハルデをピッチに入れ、試合を締めにかかる。
ブルージュは最後までゴールを目指して猛攻を仕掛けるもゴールを奪うまでには至らず。1stレグはアウェイのヴィラが3-1で勝利した。
クラブ・ブルージュ1 - 3 アストン・ヴィラ
クラブ・ブルージュ得点者
マキシム・デ・カイペル(12分)
アストン・ヴィラ得点者
レオン・ベイリー(3分)、オウンゴール(81分)、アセンシオ(PK:88分)