エースストライカー大迫勇也が1G1Aの大活躍 神戸がホームで光州を2-0で撃破し、ACLEラウンド16先勝

大迫は1ゴール1アシストを記録 photo/Getty Images

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ホームで貴重な勝利

ヴィッセル神戸は5日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16・1stレグで光州と対戦した。

両者は昨年11月に行われたリーグステージ第4戦でも対戦しており、その時は神戸が2-0で勝利を飾っている。そんな光州と神戸は再び相見える形に。ホームで開催されたこの1stレグに挑む神戸のスタメンはGK前川黛也、DFラインは左から岩波拓也、マテウス・トゥーレル、山川哲史、広瀬陸斗の並びに。中盤には鍬先祐弥と扇原貴宏、左に飯野七聖、右に佐々木大樹、そしてツートップのような形で大迫勇也と井出遥也が名を連ねた。

神戸がボールを保持する際には6バックのような形で守りを固める光州。そんななか、12分右サイドに流れた井出がカットインから左足のミドルシュートを狙うが、これはGKに阻まれる。ゴール前に人数を固めているため、遠目のミドルシュートからまずはファーストシュートを放った。
19分、試合が動く。右サイドの佐々木がクロスを上げると、井出がヘディングシュート。これはクロスバーに当たってしまうが、こぼれ球に大迫が反応し、ゴール。神戸が貴重な先制ゴールをマークした。

28分、神戸に追加点が生まれる。右サイドに流れた大迫のクロスを井出がヘディングで合わせ、ゴール。先ほどのシュートはクロスバーに阻まれたが、今度はポストに当たってネットを揺らした。

早い段階で2点のリードを獲得した神戸はその後、光州にボールを持たれる時間が続くが、決定機は作らせず。2-0で前半を折り返す。

神戸はメンバーを代えずに後半を迎える。序盤は2点をとられ攻勢を強める光州にボールを握られる時間が続いたが、56分岩波のロングボールに飯野が抜け出し、カットインから右足を振り抜く。これは光州DFのナイスブロックに阻まれ、3点目とはならず。

後半はボールを回され、守備に回る時間が増えている神戸だが、カウンターからトドメとなる3点目を狙う。67分には再び大迫から井出に絶妙なクロスが入るも、後一歩合わず。神戸は左右のクロスから光州ゴールに迫る。

76分神戸が選手交代。飯野に代えて山内翔を投入する。後半はスコアが動かない状態が続いているが、神戸は集中したディフェンスを見せ、光州に決定機を作らせない。神戸は87分、井出と広瀬に代えて濱﨑健斗と松田陸をピッチに送り込む。

クリーンシートで終えたい神戸は最後まで集中を切らさず試合はこのまま終了。神戸はホームで行われた1stレグでしっかりと勝利し、準々決勝進出に近づいた。

ヴィッセル神戸 2 - 0 光州

ヴィッセル神戸得点者
大迫勇也(20分)、井出遥也(29分)

光州得点者


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