アーセナルが狙うクーニャは6200万ポンドで引き抜き可能 しかしアルテタが心配しているのは……

ビッグクラブが注目するクーニャ Photo/Getty Images

気性が荒すぎる

ウォルバーハンプトンのマテウス・クーニャは今季プレミアリーグで13ゴール4アシストを記録しており、今や多くのビッグクラブから目をつけられる存在だ。チェルシーやアーセナルが彼の獲得に興味を示していたが、結局クーニャはウルブズとの新契約を結んだ。

しかし、新契約には6200万ポンドのバイアウト条項がついていると『METRO』は報じている。つまりこの値段を出せば引き抜き可能であり、ウルブズはクーニャに新たな値札をつけたわけだ。新契約を結んだとはいえ、長くウルブズに留まることはないかもしれない。

しかし、『talkSPORT』によれば、アーセナルのミケル・アルテタ監督はクーニャの性格面を心配しているという。

クーニャはボーンマスと激突したFAカップの試合で、ミロシュ・ケルケズにシャツを引っ張られたことに腹を立て、暴言を吐き、手足を出す暴力行為に及んだことで退場に。かなり頭にきた様子で、スタッフが押さえつけなければならなかった。

クーニャの問題行為はこれだけではない。第16節のイプスウィッチ戦では警備員と衝突し、メガネを奪い取って破壊、さらに後頭部を殴るという暴挙に及んでいる。これでクーニャはFAから2試合の出場停止と8万ポンドの罰金を科せられた。

規律を重んじる性格と言われるアルテタは、過去にピエール・エメリク・オバメヤンやマッテオ・グエンドウジなど問題児気質のある選手たちを放出してきた。クーニャの気性を受け入れるとは思えず、獲得を見送る可能性は高そうだ。

レアンドロ・トロサールなどに売却の噂があるアーセナルはアタッカーの補強を考えているはずだが、クーニャはリストから外れることになるか。

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