PSGの猛攻はまたしてもCLで実らず…… エンリケはリヴァプール戦の敗戦悔やむも2ndレグでの逆転に自信 「我々に失うものは何もない。今夜のパフォーマンスを再現できれば……」

PSGの指揮官エンリケ photo/Getty Images

合計27本のシュートを記録

CLラウンド16・1stレグでリヴァプールと対戦し、0-1で敗れたパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官ルイス・エンリケが悔しさを露わにした。

この試合、ホームのPSGはクヴィチャ・クワラツヘリア、ウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラの3トップを中心にパフォーマンスではリヴァプールを圧倒。合計27本ものシュートを打ち、枠内シュート数も10本を記録したが、GKアリソンの牙城を崩すことはできず、許した枠内シュート1本に泣くことになった。

試合後、エンリケ監督は「サッカーは時々不公平になることがある」と語り、パフォーマンスが結果に反映されなかったことを悔やんだが、同時に2ndレグへの自信を覗かせた。

「今夜の試合を分析するのはそれほど難しいことではないと思う。我々はリヴァプールよりはるかに優れていた。我々はより多くのチャンスを作り、ヨーロッパのトップチームの1つに対して完璧なパフォーマンスを披露した。サッカーは時々不公平になることがある」

「間違いなく突破できる。我々はまだ1stレグを戦っただけだ。我々に失うものは何もない。今夜のパフォーマンスを再現できれば、我々は次のラウンドへ進出できる」(英『BBC』より)

エンリケ率いるPSGの猛攻がCLで実らなかったのはこれが最初ではない。昨シーズンのCL準決勝2ndレグ、ドルトムント戦もそうだった。アウェイでの1stレグに0-1で敗戦したPSGはホームでの2ndレグで30本ものシュートを放ったが、1点が遠く、0-1で敗戦。 2戦合計スコア0-2でドルトムントに敗北し、ファイナルへ駒を進めることはできなかった。

今回のリヴァプール戦でもPSGの猛攻は実らなかったが、今季絶好調のリヴァプールをあそこまで苦しめたのも事実だ。2ndレグは要塞アンフィールドでの戦いになるが、エンリケ率いるPSGは逆転勝利を呼び込むことができるだろうか。


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