2035年女子W杯に「イギリス」として立候補 スターマー首相もやる気

EURO2022で優勝したイングランド女子代表チーム Photo/Getty Images

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女子サッカー人気も高まる

英国は、2035年に開催予定の女子ワールドカップに開催地として立候補するようだ。英『THE Sun』が伝えた。

FA(イングランドサッカー協会)は、同大会への関心を正式に表明。イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズは共同で、大会開催獲得への関心表明書をFIFAへ提出するという。つまり「イギリス」大会とする意向だ。

FIFA理事会は2035年大会をヨーロッパ、もしくはアフリカで開催することを推奨している。そんななか、英国のキール・スターマー首相はこの招致について次のように述べている。
「サッカーは今もこれからも、我が国のアイデンティティの中核であり続けるだろう。テレビで観戦したり、私のように週末にプレイしたり、あるいはパブで雰囲気に浸ったりなど、他のどこにもできない方法でコミュニティをひとつにまとめることができる」

「その誇りは、イングランドがUEFA女子EURO2022を開催したときに完全に発揮された。この大会は我が国の素晴らしさを世界に示しただけでなく、女子世代にサッカーへの興味を喚起し、経済を活性化させた。2035年に自国で開催されるFIFA女子ワールドカップは、私たちのスポーツの歴史においてもう1つの記念碑的瞬間となり、成長を促し、永続的な遺産を残すことになるだろう」

決定は2026年じゅうに下されることになっている。開催が決定すれば、イギリスで開催される初の女子ワールドカップとなる。

イングランド大会となった女子EURO2022は、自国イングランドの優勝で幕を閉じている。この勝利で女子サッカーは大きな注目を浴び、さらに国内の人気が高まったとされている。

現在、長谷川唯(マンチェスター・シティ)などイングランドのリーグでプレイしている日本人選手は多い。これからもさらに増えることになるはず。英国大会が実現すれば、日本人選手たちもより大きな注目を浴びることになりそうだ。

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