ナショナルズ小笠原が2回0/3で62球を要し、4安打2失点 結果よりも内容、自身の球質に手応えを実感

メジャー初挑戦の左腕、小笠原 photo/Getty Images

監督も同調

今オフに中日ドラゴンズからワシントン・ナショナルズに移籍した小笠原慎之介投手に試練が続いている。

3月6日、マイアミ・マーリンズ戦でオープン戦3度目の登板を果たすと、2回0/3を投げて4安打2失点と、不安を残す結果となってしまった。

小笠原は、前回登板したメッツ戦でも1回2/3を投げて4安打4失点。この日は修正力を見せたいところだったが、いきなり連打を浴び、その後1死一、二塁のピンチを迎える。すると次の打者コナー・ノービーにセンター前ヒットを許し、先制点を献上。再び1死一、二塁の状況から、今度はカイル・ストワーズにもライト前ヒットを打たれてしまった。

だがこれは味方が走者を本塁で補殺し追加点を許さず。小笠原は後続を一邪飛に打ち取った。

2回はきっちり3者凡退に抑えたものの、3番目の打者に粘られ、12球を投げると、3回は先頭打者を追い込みながらも粘られて9球を投げ、結果的に四球を与えてしまい、そこで降板した。2番手投手も打たれたことで、小笠原は2失点となり、防御率が7.71となった。

変化球も試し、追い込むまでは良かったものの、決め球に苦労した小笠原。試合後には「ストレートで空振りを取り、ファウルを打たせたり、自分の中ではすごく手応えがあった。いまのスタイルでやっていけたらと思う」と2奪三振の良い面を強調した。デーブ・マルティネス監督も小笠原が良い球を投げており、打者の打球の弱さを言及し称賛した。

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