武尊が大一番のロッタン戦に向け「120%」「リミッターが外れた試合」で勝利宣言 霊長類最強の吉田沙保里も駆けつけ激励

K-1を代表するスーパースターとして活躍した武尊 photo/Getty Images

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練習を公開

3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE172」。そのメインイベントでロッタンと戦う武尊が、公開練習を行った。

公開された練習メニューは、シャドーボクシングと2分1ラウンドのミット打ち。武尊は終始キレの鋭いパンチやキックを披露した。

練習後には、インタビューに応じた武尊。現在のコンディションについて聞かれると「いつも通りの3週間前、追い込みも最後はケガしないようにしています」と語った。またロッタン対策については「対策は言えないですが、ロッタン選手の穴をねらった練習はしています」ときっちりと対策済みであることも明かした。
するとその後、スペシャルゲストとして女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さんが登場。二人は、2年前のテレビ番組での共演がきっかけで知り合い、彼女は大一番を控えた武尊のために激励に駆けつけた。

武尊はそんな吉田さんの印象を「霊長類最強もそうなんですけど、メンタルのコントロールはやっぱ凄くうまいと思ってて。常に明るいし気持ちにブレがない人だなと前から思っていました。僕は試合前は特に気持ちにブレが出るタイプなんで、だから凄く見習うところもあります」と言及。同じアスリートとして一目置く存在であることを明かすと、吉田さんは「練習していても最後に試合で強い気持ちを持ってないと本当に負けてしまうので、“ここに何してきたんだ”という気持ちを考えて。あとは全部持ってるものを出し切ってほしい」とメッセージを送った。

そんな武尊は、最後に試合への意気込みとして「今までチャンピオンとして、そして日本を背負うという気持ちで戦っていたところもあって、多分120%でやってなかったかもしれません。次が最後の試合のつもりで戦えば僕のリミッターが2つ、3つ外れた試合ができるんじゃないかと思います。それをやればロッタン選手を倒せるとも思います」と語った。

武尊のファイトスタイルの特徴として、これまでは尻あがりに攻撃が増えていき、激闘を演じることが多かった。今回はゴングが鳴ったと同時にエンジン全開の武尊が見られるかもしれない。

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