京口紘人、キャリア一番の試合と語るオラスクアガ戦に向け練習を公開 3階級制覇を達成する「自分に期待したい」と王座返り咲きを誓う

WBA世界ライトフライ級のベルトを4度防衛している京口 photo/Getty Images

次で10度目の世界戦

元ボクシング2階級制覇王者の京口絋人が所属ジムで、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ戦に向けた練習を公開した。

会見からスタートしたこの日、元世界王者経験者である京口は試合への意気込みとして、まず約2年4カ月ぶり10度目の世界戦となることを挙げて「それだけのキャリアを積んできた自負がある。相手よりは世界戦をこなしてきているので、その経験を生かして戦いたい」と語った。

また彼にとってこの試合は、王座返り咲きだけでなく、3階級制覇達成もかかった一戦。「自分のボクシング人生で、一番大きな試合」とこの試合に懸ける思いを明かし、「3階級制覇する自分自身に期待したい」と勝利への自信も口にした。

会見後は、激しい練習を公開し、報道陣へ順調な仕上がりをアピール。元東洋太平洋ライトフライ級王者と3ラウンドの激しいスパーリングを実施すると、仮想オラスクアガとして、強打を振り回す相手にも冷静にカウンターでボディーやアッパーを当てるボクシング技術の高さを披露した。京口は「うってつけの相手だった。いい練習ができた」とスパーの手応えを述べると、さらにミット打ちなども含めて計10ラウンドも汗を流した。

対する王者のオラスクアガは戦績9戦8勝(6KO)1敗で、これまでフライ級を主戦場としてきた。パワーのあるパンチが武器でKO率も高く、階級を上げてきた京口にとってはこれまでのどの相手よりも強い対戦相手と言っても過言ではないが、果たして勝利することができるか、その戦いに注目だ。

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