「彼が最高の状態だった時は、世界中の誰にも負けない」 ジョー・コールがイングランド代表復帰を期待するは“怪我”だけが心配なチェルシーのスター

チェルシーでプレイするリース・ジェイムズ photo/Getty Images

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ECLでは守備的MFとして躍動

元イングランド代表MFジョー・コール氏は古巣チェルシーでプレイするDFリース・ジェイムズ(25)のイングランド代表復帰を期待している。

6日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のラウンド16・1stレグ、コペンハーゲン戦(2-1)では守備的MFとしてスタメンフル出場し、先制点となるゴールも決めたジェイムズ。本職の右SBでのプレイではなかったが、存在感を見せた。

ここまでは公式戦12試合の出場で2ゴール1アシストを記録する同選手は今季も怪我に悩まされており、プレイ時間は736分に留まっている。しかし1月に復帰して以降は、少しずつプレイ時間を増やしており、現在は出場した2試合連続でフル出場を飾っている。
まずはコンディションを保つことが求められるが、エンツォ・マレスカ監督の下で新たなポジションにも挑戦するジェイムズはイングランド代表にとっても重要な存在になるとジョー・コール氏は考えている。

「彼はチェルシーの選手全員から尊敬されるだろう。なぜなら、彼は技術的にもフィジカル的にも優れた選手だからだ。彼が最高の状態だった時は、間違いなく世界中の誰にも負けないほど優れていた」

「彼が心の平穏を見つけ、試合でうまくやれるかどうかにかかっている。彼は中盤でもプレイできる。ウィガンにレンタル移籍していたとき、若くして年間最優秀選手に選ばれた」

「彼は中盤で快適にプレイしているように見える。彼はチェルシーとイングランド代表に多くのものを提供できる。今夜のように、彼が試合に影響を与えているのを見るのは素晴らしい。まだ、チェルシーとイングランド代表にとって大きな選手となり得る、本物のワールドクラスの選手がそこにいるのだから、リース・ジェイムズを見限ってはならない。彼にはこれからも活躍を続けてほしい」(『TNT Sports』より)

度重なる負傷歴がネックになっているジェイムズだが、その実力は折り紙つきでイングランド代表復帰を期待しているファンも少なくないだろう。

3月に控える2026年北中米W杯欧州予選はトーマス・トゥヘル新監督の初陣になるが、そのメンバーにジェイムズが選ばれることはあるのか、注目だ。

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