2026W杯でフランス代表のセンターフォワードは誰になる? フランクフルトで成長するエキティケが目指す高み「僕にも不可能ではない」

フランクフルトでプレイするエキティケ photo/Getty Images

相変わらず前線の選択肢は豊富だ

2026ワールドカップでも優勝候補の一角に挙げられるフランス代表。全てのポジションで激しい競争があり、それは前線も同様だ。

果たしてフランスは2026ワールドカップで誰をセンターフォワードに据えるのか。レアル・マドリードFWキリアン・ムバッペ、最近はパリ・サンジェルマンでウスマン・デンベレも前線中央で結果を出している。0トップも選択肢に入るかもしれない。

さらにインテルでラウタロ・マルティネスとコンビを組むマルクス・テュラム、今冬にユヴェントスへ移籍してから調子を上げつつあるランダル・コロ・ムアニなど候補者は多い。

その競争に割って入れるだろうか。ドイツのフランクフルトで奮闘する22歳FWウーゴ・エキティケも魅力たっぷりなタレントだ。

今季ブンデスリーガで13ゴールとブレイクしており、今冬にマンチェスター・シティへ向かったオマル・マルムシュに代わるフランクフルトの新エースだ。すでにエキティケにもステップアップの話題が出ており、来年にはビッグクラブに引き抜かれるのではないかとの見方もある。

190cmのサイズに加えて高い足下の技術を誇るエキティケも将来的にはフランス代表候補となっていくだろうが、エキティケもそこを目標にしていると語る。

「おそらくフランス代表は世界最高のチームだと思う。決めるのは監督だけど、いつかそこへ辿り着くためにどう努力していけばいいのか常に考えている。コロ・ムアニはフランクフルトでプレイしていた時にフランス代表入りしていたから、僕にも不可能ではないよね」(『L’Equipe』より)。

エキティケはまだA代表での経験はない。今から2026年大会のメンバーに割って入るのは簡単ではないだろうが、この1年でどこまで成長できるだろうか。

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