WBC予選2組、ブラジルがドイツとの決定戦に勝利 3大会ぶりの本戦出場を決める

ブラジル代表の指揮官はヤクルトスワローズのコーチも務める松元ユウイチ監督 photo/Getty Images

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2026年WBC出場全20チームが決定

2026年開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選ラウンドが日本時間3月7日に行われ、ブラジルが6-4でドイツを下し、第3回以来となる3大会ぶりの本戦出場を決めた。

ブラジルが戦った予選2組には中国とコロンビア、ドイツが入り、この日までに総当たり戦が行われていた。すでにコロンビアが1位を決め出場権を獲得。残りの1枠をかけてこの日、2位のブラジルと3位のドイツが決定戦で激突した。その試合は最後まで展開が読めない拮抗した試合となった。

初回、ブラジルは1点を先制されるものの、その裏に2点を奪って逆転。しかし喜びも束の間、再び追いつかれて2−2となると、3回にはチャンスで打線が奮起し、5−2と3点のリードに成功する。
その後、ブラジルは1点を追加しさらにリードを広げて優位に進めるも、7回にドイツ打線が反撃。3番手で登場した元広島カープの仲尾次オスカルが2失点を喫したが、なんとか粘りの投球でリードを維持すると、9回もそのまま2点のリードを守り切った。

ブラジルは勝利が決まると選手たちがマウンドに集まり、国旗を手にして喜びを爆発させた。

このWBC予選は、2月に台湾で予選1組が行われており、ニカラグアと台湾が本戦出場を決めていた。今回、ブラジルが出場を決めたことで、2026年WBCに出場する全てのチームが出揃った。

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