直近14試合でスタメンはわずか3回 アモリム・ユナイテッドで序列を落とすMFカゼミロはポジション奪還に意気込み 「ベンチに座っていて幸せなら、その選手はどのチームにとっても何の価値もない」

去就も注目されているカゼミロ photo/Getty Images

夏の移籍も噂される

マンチェスター・ユナイテッドでプレイするMFカゼミロ(33)はポジションを取り戻すことに燃えているようだ。英『Manchester Evening News』が報じている。

2022年夏にレアルからユナイテッドにやってきたカゼミロ。加入1年目こそ存在感を発揮したが、その後はパフォーマンスの低下を指摘されており、衰えが見える同選手に批判が集まることも少なくない。

ルベン・アモリム監督が就任して以降、カゼミロは序列を大きく落としており、公式戦直近14試合でスタメンは3回のみ。ベンチを温めることも多くなっており、今夏の移籍市場での売却が濃厚視されている。

そんななか、出場時間について聞かれたカゼミロは「もちろん。プレイしたい」と語り、現在の状況に満足していないことを明かしたが、同時に指揮官の決断へのリスペクトも示し、ポジション奪還への思いを語った。

「しかし、これは自分の価値観だと私はいつも言っている。私は監督をとても尊敬しているし、クラブも尊敬している。毎日、キャリントンやオールド・トラッフォードに行くときはベストを尽くすようにしている。もし選手がベンチにいて幸せなら、その選手はどのチームにとっても何の価値もない。もちろん、私はプレイしたいし、出場時間を増やしたいと思っているが、最終的に決めるのはコーチであり、私は監督とクラブにとても大きな敬意を抱いている」

「来シーズンについて話すのは時期尚早だが、もちろん契約はあと1年残っており、その後オプションがある。重要な試合がいくつかあり、日曜日にはアーセナルと対戦する。来シーズンについて話すにはまだ早すぎる。私はここにいる。私は幸せで、コーチとクラブのために準備ができている。誰もが知っているように、私はクラブにとって重要な存在だ。先ほども言ったように、キャリントンやオールド・トラッフォードに行くたびに、私はベストを尽くそうとしている。それが私の最大の強みだ」

ELラウンド16・1stレグのレアル・ソシエダ戦でカゼミロはスタメンフル出場を飾ったが、現在怪我人続出中のユナイテッドを救う存在になれるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.304 Jリーグ新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ