ソシエダ戦でまたもガルナチョの決定力不足が浮き彫りに プレミアリーグでのゴール期待値は7.13でも実際の結果は……

決定力を上げたいガルナチョ Photo/Getty Images

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決定力向上が急務だ

マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョに、決定力不足という厳しい現実が突きつけられている。今季通してのゴール期待値からガルナチョが苦しんでいることがわかるだろう。

データサイト『WhoScored.com』によると、第27節までのプレミアリーグでのゴール期待値7.13に対し、実際の得点はわずか3ゴールにとどまっている。その差は-4.13ゴールで、ガルナチョは今シーズンのプレミアリーグにおいて50本以上のシュートを放った選手のうち、ゴール期待値と実際の得点数との差が最も大きい選手となっている。

ヨーロッパリーグ・ベスト16のレアル・ソシエダとのファーストレグで、ガルナチョはドリブル突破でチャンスを演出し、先制点をアシストする活躍を見せた。しかし、ゴール前での冷静さを欠く場面が目立ち、シュートの精度やコース選択に課題が残る。シュートのほとんどが枠を外れるか、GKの正面にシュートを打ってしまい阻まれている。結局、この試合でも得点ができず、22試合連続ノーゴールとなった。
ユース出身選手がチームのエースとなることを望むファンも多いだろう。しかし、同選手はまだ20歳。長い目で見る必要がある。しかし、今シーズン中にガルナチョがこの課題を克服し、決定力を向上させることができれば、絶不調マンUの救世主になることができるかもしれない。

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