省エネで臨む? 「休暇とプレシーズンを合わせたもの」ペップ監督は新クラブW杯の“戦い方”について言及

6月から開催されるクラブW杯について言及したペップ監督 photo/Getty Images

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選手は休む暇がない

Jリーグからは浦和レッズの参加が決まっている2025年のクラブW杯。出場チームが従来の7クラブから大幅に増えて32クラブ制となり、大会の賞金総額は10億ドル(約1490億円)と発表された。

大会の規模感が大きくなった一方で、懸念されているのが出場する選手たちの健康状態だ。欧州シーズンの閉幕に合わせて開催されるため、昨年の夏に行われたEURO2024やコパ・アメリカから継続して24-25シーズンを戦っている選手たちは、さらに長くシーズンを戦うことになる。クラブW杯は6月14日に開幕し、決勝は7月13日に予定されている。

前回大会の王者であるマンチェスター・シティはプレミアリーグのチェルシーとともにこの大会に臨むことになるが、もし決勝まで進んだ場合は来季に向けた準備期間・休息期間が減ることになってしまうため、シティの指揮官であるペップ・グアルディオラ監督は選手たちに今大会を「休暇とプレシーズンを合わせたもの」と認識するよう指示を出したようだ。『Manchester Evening News』が報じている。
「我々はその経験を楽しむつもりだが、11か月が経った今、24時間部屋にこもって次の試合について考えさせるつもりはない」

「トレーニングはするつもりだが、私は彼らに自由を与えるつもりだ。行儀よくしてもらわなければ困るが、新しい経験を得るために楽しんでプレイしてもらいたい」

24-25シーズンのプレシーズンマッチはEURO2024、コパ・アメリカの開催もあり、若手中心のメンバーとなっていた。そこではオスカー・ボブがゴールやアシストを記録していたが、6月から開催が予定されているクラブW杯では誰がブレイク候補として存在感を示すのだろうか。

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