ルーマニアで10代選手が“謎の病気”で死去 自分の胃酸で溺死

病気により10代の選手の若い命が奪われた(写真はイメージ) Photo/Getty Images

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まだ19歳だった

ルーマニアで19歳の選手が謎の病気に苦しみ、母親と電話で話したあとに亡くなったと英『Daily Mail』が伝えた。

亡くなったのはメタログロブス・ブカレストに所属していた19歳のルカ・マノラチェ。昨年8月までプレイしていたが、健康上の理由によりプレイを中断せざるを得なくなっていた。伝えられるところによると、彼は長期にわたる疲労、目まい、悪寒、血便に苦しみ、ここ数カ月は試合の前半を乗り切ることも難しい状態だったようだ。試合中に救急車を呼んだこともあったという。

2月28日、家族とともに外出していたマノラチェは気分が悪くなり、救急車を呼んだ。症状が悪化したマノラチェは母親に電話し、「ママ、ママ、もう無理だよ」「僕は死ぬと思う?」と尋ねたそうだ。
母親はタルゴヴィシュテにある病院へ急行したが、途中で息子が亡くなったことを知らされたという。検死結果によると、死因は自身の胃酸による溺死。大量の血を吐いたあと、胃酸に悪影響が及び、それが溺死につながったとのこと。

クラブは公式Instagramに「私たちはこの悲劇的な損失に衝撃を受け、深い悲しみに暮れています。彼のサッカーへの愛を笑顔は、ピッチに幸せをもたらしました」と投稿している。


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