ペップ・シティの“不安定”なシーズンは続く…… 上がらぬ王者の調子に厳しい視線 「パフォーマンスと結果に対する言い訳は尽きつつある」

マンCはここから連勝できるのか photo/Getty Images

続きを見る

N・フォレストに敗戦

プレミアリーグ第28節でノッティンガム・フォレストと対戦し、0-1で敗戦したマンチェスター・シティ。

パフォーマンス自体が特別悪かったわけではないが、フォレストの堅い守備陣を崩すまでには至らず、攻撃の形が見えないままワンチャンスをものにされ敗戦を喫した。

ペップ・グアルディオラ率いるシティはプレミアリーグ4連覇中と近年圧倒的な強さを誇ってきたが、今シーズンは不安定な戦いを続けており、かつての強さは影を潜めている。
ディフェンスラインに怪我人が続出していることも大きな要因ではあるが、今冬大型補強を行っても、連勝を積み重ねることはできず。ペップは未だ解決策を見つけることができていないという見方も強くなっている中、英『Manchester Evening News』は過密日程でもなくなっている今、言い訳ができない状況になっていると厳しい視線を送っている。

「試合と試合の間隔が長いと、このようなパフォーマンスや結果に対する言い訳も尽きてしまう。シティは来季に万全の体制で復帰する計画を立てている。その第一歩はトップ4入りであり、今節の結果を受けて、シティは3位のフォレストやアーセナルに追いつくことよりも、不安に後ろを振り返ることになる。シティにとって良いニュースは、今後は試合日程がより緩和されたということだが、基本的なミスで順位を落とし続けても意味がない」

ペップ・シティは今シーズン、プレミアリーグだけでも9敗を喫しており、公式戦全体ではすでに15回負けている。一時期ほどパフォーマンスはひどくないが、不安定であることに変わりはなく、ここから先もポイントを落とす試合が多くなるのではないかという不安もある。

今シーズンの至上命題となるCL出場権獲得もこのままでは不安なところであるが、ペップ・シティはここから連勝を積み重ねていくことはできるか。次節は勝ち点差が1ポイントしか離れていないブライトンとの試合を控えている。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.302 攻撃型MF新四天王

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ