“私にはアルテタのような時間はない”と発言したアモリム スコールズは十分な時間が与えられると予想? 「まだ彼に大きなプレッシャーはかかっていないと思う」

アモリム監督はチームを立て直せるか Photo/Getty Images

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焦る必要はない

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、クラブ再建に時間がかかることを懸念しているが、ポール・スコールズ氏は「時間は十分にある」と自論を展開した。『Manchester Evening News』 が伝えている。

マンUは現在プレミアリーグで14位に沈んでおり、ヨーロッパリーグ(EL)で優勝することが来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる唯一の方法となっている。アモリムは、ELベスト16・ファーストレグでレアル・ソシエダと引き分けた試合後の会見で「アルテタが持っていたような時間は私にはない」と語っていた。しかし、スコールズ氏は『TNT Sports』の解説で、アモリムが語った内容とは対照的な意見を以下のように述べている。

「まだプレッシャーはそれほどかかっていない。彼は時間を与えられるだろう。クラブを立て直すには3つか4つの移籍期間が必要だ。クラブを本来あるべき姿に戻すには時間がかかる」 
「彼を信じて時間をあげるべきだ。他に誰がいる? 彼は聡明な若手監督で、話し方も上手いが、裏では彼の助けにならないことが山ほどある。彼に時間を与え、チームを前進させるために彼を応援しよう」


受け入れ難い成績だが今の状況を好転させるには、忍耐が必要なのかもしれない。財政問題などピッチ外の問題が絶えず起きているマンUだが、アモリムがプレッシャーを乗り越え、与えられた時間を使ってどのようにチームを立て直していくのか。今後の彼の采配から目が離せない。

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