ボーフムに敗れて金星献上のバイエルン 先発の伊藤も「不安定だった」と現地低評価

バイエルンの伊藤洋輝 photo/Getty Images

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2点リードからの逆転負け

8日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第25節でボーフムと対戦し、2-3で敗れた。

5日に行われたレヴァークーゼンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグから中2日での試合となったことから、バイエルンは先発メンバーを大幅に入れ替えてボーフム戦に臨んだ。

14分と28分にラファエル・ゲレイロがゴールを決めて2点をリードしたが、その後31分にコーナーキックからのこぼれ球を押し込まれて1点を返されると、前半終了間際の43分にはジョアン・パリーニャが相手選手への危険なタックルによって退場処分に。一人少ない状況となったバイエルンは、51分にボーフムのイブラヒマ・シソコにヘディングシュートを決められて2-2の同点に追いつかれ、さらに71分にもコンラッド・ライマーがボールを奪われてからのカウンター攻撃で3失点目。ホームのアリアンツ・アレーナでボーフムに2-3で敗れてしまった。
バイエルンの伊藤洋輝はこの試合に先発出場し、14分の先制点の場面ではセルジ・ニャブリにスルーパスを送ってゴールを演出するなど攻撃面で存在感を放つ場面もあった。しかし、3失点での敗戦だけに現地での評価は低く、ドイツ紙『Bild』は試合後に発表した6段階評価(1が最高、6が最低)の採点で伊藤に対して不合格点と言われる評価点5を与え、さらに以下のような寸評を加えている。

「守備については逆サイドにいたサシャ・ボエよりも少しは安定していたが、それでもやはり不安定だった。2失点目の場面ではクロスボールを防ぐことができなかった」

この日、2位レヴァークーゼンもブレーメンに0-2で敗れたため両者の勝ち点差は8ポイントのままとなったが、残留争いに巻き込まれているボーフム相手に不覚を取ったことでバイエルンの選手達やヴァンサン・コンパニ監督は、当分の間現地メディアから厳しい批判に晒されることになるだろう。

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