マリナーズ藤浪、4度目のOP戦登板で1回無失点も2死四球と制球面の課題を残す 投球の約7割がボール球に

調子が悪くても無失点に抑えた投球に及第点と語った藤浪 photo/Getty Images

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この日の最速は97マイル(約156キロ)

シアトル・マリナーズの藤浪晋太郎投手が、8日、ロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦のマウンドに上がり、1回無安打無失点の結果を残した。

藤浪はこの日、8回から登場すると、先頭打者と二人目の打者を共に2ボールとボールが先行する中、速球で内野ゴロに打ち取り、テンポ良く2死を奪う順調な立ち上がりを見せる。

ところが3人目の打者にはツーシームを織り混ぜて投球したところ制球を乱し、カウント3-1から速球が抜けて死球。続く打者にもフルカウントから四球を与えてしまう。ただ5人目の打者にはカウント2-2からなんとか見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けることに成功した。
この日の投球は約7割がボール球。依然として制球面での課題を残した藤浪は、試合後にこの日の投球について「もったいなかった。ツーシームを試したりしたので、多少ブレるとは思っていた。感じはそんなに良くなかったんで、何とか粘った。試合に入るとどうしても力む、そういう課題がまだまだある」と振り返った。

藤浪はマイナー契約でこのキャンプには招待選手として参加している立場。開幕ロースター入りに向け、さらなるアピールが必要となりそうだ。

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