E・マルティネスの後ろに控えるアルゼンチン“第2の実力派GK” マルセイユで奮闘するベテランGKも忘れてはならない

マルセイユでプレイするルジ photo/Getty Images

マルティネスと同じ32歳

アルゼンチン代表の守護神にはアストン・ヴィラのエミリアーノ・マルティネスが構えており、2022ワールドカップ・カタール大会でもマルティネスがMVP級の活躍を見せてチームの優勝に貢献している。

そのマルティネスの陰に隠れているところはあるが、アルゼンチンにはまだ実力者がいる。今季からフランスのマルセイユで守護神を務めるヘロニモ・ルジだ。

マルティネスとルジは同じ32歳で、ルジの方は2018年に代表デビューしながらも6試合しか出番を得ていない。マルティネスのバックアッパーの位置付けにあり、前述のカタール大会もメンバーには入っていたが、1試合も出番はなかった。

しかし、マルセイユでは守護神として信頼を得ている。今月のアルゼンチン代表メンバーにも招集されているが、ルジは優れたGKになるべくメンタル部分の強化に努めてきたと語る。

「試合への集中力を高めるべく、心理学者とよく話し合っているんだ。週に1回、それを何年も続けている。サッカー選手は判断力が80%、技術と才能が20%だと思っているからね。マルセイユではそれほどボールに触れる機会も多くなく、最近は関与が減っている。セービングをする機会はあまり多くないんだ。それでもGKはチームが必要とする時にいつでも対応すべく、準備を整えておかないといけない。それが開始1分だろうと、90分だろうとね」(『Get French Football News』より)。

今後も代表ではマルティネスにトラブルがない限り、国際大会でルジに出番が回ってくることはないかもしれない。しかしルジは常に準備を整えており、チームにはプロフェッショナルな2番手GKも必要だ。

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