加入後まだ1ゴールのトッテナムFWテル 指揮官は今後サイドで起用する方針を示唆

トッテナムのマティス・テル photo/Getty Images

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ここまでは物足りない結果

トッテナムのマティス・テルが結果を出せずに苦しんでいる。2月にバイエルン・ミュンヘンから期限付き移籍で加入した同選手は、これまで公式戦6試合に出場して1ゴール0アシストと振るわない。

テルは6日(現地時間)に行われたアルクマールとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグでもセンターフォワードの位置で先発したが目立った活躍はなく、前半終了後に交代を命じられた。

テルを下げた理由についてアンジェ・ポステコグルー監督は、「自分達にはきっかけが必要だと思った。全ての選手に交代する可能性はあった。流れを変えたかったんだ」と説明していたが、これは言い換えればテルを最前線に置いていても得点の気配がないということかもしれない。
こうした中、ポステコグルー監督は現地メディアの取材に応じた際にテルについても言及し、今後はセンターフォワードではなくサイドで起用していく方針であることを明かしている。

「彼は恐らくサイドでプレイすることになるだろう。我々はどうしても彼をその位置で試してみたいと考えている。彼は、最初の試合では左のワイドで気分良くプレイしていたし、右のワイドでもやりやすそうだった。サイドであれば、もっと多くのチャンスを彼は得られると私は思っている」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

バイエルン在籍時もテルは主に左サイドで起用されていたため、そのポジションであれば得意のドリブル突破を活かしてゴールに絡む働きが増える可能性はある。しかし、トッテナムの左サイドには主将のソン・フンミンがいる。彼からポジションを奪うのは容易ではないだろう。

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