ソシエダで期待はずれだったFWがナイジェリア代表の救世主に? バレンシアでサディクのペースが止まらない

バレンシアで活躍するサディク photo/Getty Images

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もうソシエダでの通算得点数を超えた

今冬にレアル・ソシエダからバレンシアにレンタル移籍したFWウマル・サディクが止まらない。

ソシエダでは厳しい批判も浴びていたが、バレンシアではすっかり新エースだ。8日に行われたラ・リーガ第27節のバジャドリー戦でも後半に決勝ゴールを記録しており、これで移籍してから早くも5ゴール目だ。ソシエダでは通算50試合で4ゴールしか奪えなかったため、僅か10試合でソシエダでの数字を超えたことになる。

サディクはナイジェリア代表選手ではあるが、2022年の代表デビューから11試合に出場しただけとなっている。ソシエダでのパフォーマンスが安定しなかったこともあり、最近は代表でもほとんど出番がなかったのだ。昨年11月にはアフリカ・ネイションズカップ予選のルワンダ戦に出場しているが、それも僅か1分だけだ。
しかし、バレンシアでのパフォーマンスは代表にふさわしいものだ。ナイジェリア『Soccernet』も、もう一度サディクにチャンスを与えてもいいのではないかと期待をかける。

同メディアは、現状のナイジェリア代表ではトルコの名門ガラタサライで得点ランク2位となる17ゴールを挙げるヴィクター・オシムヘン、スコットランドのレンジャーズでプレイするシリル・デセルスくらいしか好調なストライカーがいないと取り上げていて、サディクが2026ワールドカップ・アフリカ予選のグループCで5位に沈むナイジェリアの救世主となるかもしれない。

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