デービスの疑惑のダウンをNYコミッションが認めるも、判定結果は変わらず ローチはSNSで反応「みんなは俺が勝っていたことは分かってる」

一階級下のローチ、デービス戦での奮闘に観客を魅了 photo/Getty Images

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5月末にも再戦か

日本時間3月2日に米・ニューヨークで行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ。王者ジャーボンテイ・デービスが、挑戦者ラモント・ローチに対し1-0(115-113、114-114、114-114)でドロー防衛となったが、9Rにデービスがローチのパンチを受けた後、横を向き、一瞬膝をつくような仕草を見せるもダウン判定とはならず、ジャッジに対する批判が集まっていた。

デービス本人はこの仕草について「整髪料のグリースが目に入った」とし、それを拭き取ってもらうための行動であることを語ったが、その後ニューヨーク州アスレチックコミッションが調査に乗り出していた。そして『BOXING SCENE』によると、コミッションが調査の結果としてローチ陣営に「ダウン判定されるべきだった。ジャッジはミスを犯したが、判定結果は変わらない」と伝えたという。

この結果を受けてローチはSNSで「最初から再審に期待してたわけじゃないが、コミッションの決定にはガッカリした。みんなは俺が勝っていたことを分かってるし、それで満足。ただパート2が、もうすぐ来る」と再戦での勝利に希望を託すコメントをした。対するデービスも再戦については「すぐかもしれない。5月末にも」と近く実現する可能性について触れている。
デービスは、この試合に関しては自分の出来が悪かったと語り、ローチの奮闘に対処しきれなかったことを認めている。果たして再戦では、どんなパフォーマンスを披露してくれるのか、また惜しくも勝利することが出来なかったローチは、リベンジに向けさらに熱意を燃やしてくることだろう。今後の二人の再戦に関する動向に注目だ。

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