阪神とのプレシーズンゲームに登板予定のスネル OP戦2度目の登板で5安打4失点も、5奪三振で実力を見せつける

5年総額1億8200万ドル(約273億円)でドジャースに入団したスネル photo/Getty Images

阪神戦への意気込みも語る

3月16日に東京ドームで行われるロサンゼルス・ドジャース対阪神タイガーズのプレシーズンゲームに登板予定のブレイク・スネルが、今季2度目のオープン戦のマウンドに上がった。

過去にサイ・ヤング賞を2度獲得したスネルがこの日対峙したのはアスレチックス打線。初回こそ3者凡退に抑えたが、2回2死からソロホームランを被弾し、3回にも先頭にライト前ヒットを許すと、1死一、二塁から二塁打を浴びて2失点するなど、この回だけでも3安打3失点を喫してしまう。4回は打者2人を続けて打ち取ったところで降板。ベストな仕上がりとは言えない状態であることを窺わせた。

結果的には3回2/3を投げ、5安打4失点。それでも5奪三振と要所で実力は発揮した。

その左腕は自身の投球について「97マイル(約156キロ)出て、全体的にはいい感覚だった。最後の方は球速を抑えて、ストライクを取ることに集中した。次は日曜日だと思うけど、楽しみにしている」と語った。そしてその日曜日の登板、阪神戦に向けては「今やっていることを続けるだけだ。何も変わらない。打者は大きく変わるので、どんな結果になるかは気にしない。情報なしでの投球は楽しみだ」と日本のプロチームとの対戦に新鮮味を感じていることも明かした。

また試合後、デーブ・ロバーツ監督がスネルの投球に関して「彼は球数を増やしていく段階。今日は単純に制球が定まらなかった部分もあった。それでも彼の実績を考えれば、重要なのは順調に仕上げていくこと。4回まで投げ、球数も70球近くまでいった。現段階で最も重要な調整を行った」と冷静な評価を下している。

果たしてスネルは予定通り阪神戦のマウンドに上がるのか、プレシーズンゲームとは言え、MLBを代表する左腕の素晴らしい投球に期待したいところだ。

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