エースのヴィルツ不在もレヴァークーゼンはバイエルン撃破に意欲 「困難なテストではない」

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

1stレグでは0-3完敗

11日(現地時間)、レヴァークーゼンはバイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグに臨む。

敵地ミュンヘンで行われた1stレグでは0-3と完敗したレヴァークーゼンにとって、2ndレグでは早い時間帯でゴールを奪えるかがカギになってくるが、彼らの攻撃を牽引するフロリアン・ヴィルツは7日のブンデスリーガ第25節ブレーメン戦で右足首を負傷。今後数週間離脱することが既に発表されていて、レヴァークーゼンの攻撃力の低下は避けられないだろう。

しかし、たとえヴィルツ抜きでもバイエルン相手に3点のビハインドを引っくり返すだけの地力がチームにはあると指揮官のシャビ・アロンソ監督は自信を持っているようだ。

「フロー(ヴィルツの愛称)の怪我はとても残念だが、これは我々が一つの完璧なチームであり、彼抜きでも勝てることを示す良い機会でもある。彼のために戦うつもりだ。フローのいない試合というのは困難なテストではない。それはむしろ我々にとって新たな刺激になるだろう」(ドイツ紙『Bild』より)

「我々は試合開始直後から自分達のことを信じて戦わなければならない。それはサポーターも同じ。我々は失うものは何もないという立場にいる。負けて何かを失うのはバイエルンの方だ。バイエルンのサポーターの100%は自分達の勝ち抜けを確信しているだろう」

ヴィルツの代役として誰を指名するのか、そして1stレグではベンチスタートだったエースのパトリック・シックをどのように起用するかなど、シャビ・アロンソ監督の采配が2ndの勝敗の行方に大きく影響することになるだろう。

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