急遽CBで出場となった遠藤 チームは惜しくも敗れるも「場違いなところを見せなかった」

延長後半にCBで途中出場した遠藤 photo/Getty images

延長後半に途中出場

リヴァプールは11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・ラウンド16の2ndレグでPSGと対戦。この試合、緊急登板となった日本代表MF遠藤航は落ち着いたプレイを見せていた。

1stレグを1−0で勝利したリヴァプール。ホームであるアンフィールドで行われたこの試合は、12分にウスマン・デンベレにゴールを許しアグリゲートスコアで同点に追いつかれてしまう。その後両チームとも幾分決定機を作るも、120分間を通してネットを揺らせず試合はPK戦へ突入。PK戦ではPSGのGKジャンルイジ・ドンナルンマが躍動し、リヴァプールのダルウィン・ヌニェスとカーティス・ジョーンズのシュートをセーブ。スコア1-4でPK戦の末、惜しくもラウンド16で敗退した。

この試合ベンチスタートとなった遠藤航だが、延長後半に入り111分に途中出場。イブラヒマ・コナテが筋肉系のトラブルにより交代を余儀なくされ、急遽CBでの出場となった。プレイ時間はわずかではあったが、落ち着いたプレイを見せPSGの猛攻を防いだ。

地元紙『This is Anfield』は、遠藤に対し10点満点中6点の点数を与え、「チャンピオンズリーグの試合で延長戦という緊迫した局面でCBを務め、場違いなところを見せなかったことが、この若者のすべてを物語っている」と称えた。また『Liverpool Echo』も「緊急時のCBとして必要だった」と評価した。

ラウンド16で当たるには勿体無いほどの好ゲームを見せてくれた両チーム。リヴァプールは惜しくも敗れたが、まだシーズンは終わっていない。スロット体制初のタイトル獲得のため、16日に行われるカラバオカップ決勝のニューカッスル戦に挑む。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.302 攻撃型MF新四天王

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ