ギラシ、バイアーも獲得したのに“ブンデス10位“の失望 ドルトムントにとって希望繋ぐための1週間が始まる

調子が上がらないドルトムント photo/Getty Images

CLとリーグ戦で重要なゲームに臨む

7日にはブンデスリーガ第25節でアウグスブルクにまで敗れてしまい、10位に沈むドルトムント。開幕前にシュツットガルトからFWセール・ギラシ、DFヴァルデマール・アントン、ホッフェンハイムからFWマクシミリアン・バイアーらを獲得するなど期待値は高かったが、現状は最悪と言ってもいい。

今季はクラブOBヌリ・シャヒンに指揮官を任せたが、シャヒンのチームは早々に崩壊。今季途中からはシャヒンに代わってニコ・コバチが指揮官に就任しているが、今のところ状況に大きな変化はない。

『ESPN』は今週の1週間がドルトムントの運命を左右するものになると見る。まず12日にリールとのチャンピオンズリーグ・ベスト16第2戦、15日にリーグ戦でライプツィヒとの対戦だ。

CLに関しては残された数少ない希望であり、サポーターが期待するのは昨季に続くファイナル進出だ。リールとの1stレグはホームで1-1と引き分けており、後半はややドルトムント側の足が止まっているようにも感じられた。今節もアウェイでアウグスブルクに0-1で敗れたように、今季のドルトムントはアウェイで脆弱だ。リールとの2ndレグは難しいものとなるはずだが、ここで負ければサポーターのフラストレーションも限界だろう。

続くライプツィヒ戦はリーグ上位進出へ負けられない一戦だ。10位ではあるものの、4位フランクフルトとの勝ち点差は7しか開いていない。逆転不可能な数字というわけではなく、ライプツィヒ戦に勝てば希望が繋がる。

以前よりドルトムントは若手有望株を多く抱え、育成上手なクラブとしても知られてきた。しかし同メディアは、その地位をフランクフルトに奪われる恐れがあると指摘している。今季トップ4圏外で終わるとなれば、フランクフルトの方が若手にとって魅力的な行き先に映るかもしれない。

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