バルセロナのシャビ前監督が在任当時を回想 某主力選手の放出を「間違いだった」と後悔

シャビ氏(左)とブスケツ(右) photo/Getty Images

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2022-23シーズンに2冠達成

バルセロナの前監督であるシャビ・エルナンデス氏がフランスメディア『France Football』の取材に応じ、在任当時のことを振り返っている。

シャビ氏は2021年11月にロナルド・クーマン氏の後任としてバルセロナの監督に就任。就任当時ラ・リーガで9位だったチームを最終的に2位に押し上げるなど立て直しに成功すると、翌シーズンにはロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャら新戦力を獲得し、ラ・リーガとスペイン国王杯を制してシーズン2冠を達成。しかし、その次の2023-24シーズンは無冠に終わり、さらにジョアン・ラポルタ会長との関係も悪化したことからシーズン終了後に退任となり、約2年半でクラブを離れることになった。

インタビューの中でシャビ氏は「監督だった頃に幾つかの間違いを犯したことを認める」と発言。セルヒオ・ブスケツ(現インテル・マイアミ)を2023年夏に契約満了により退団させてしまったことを最大の失敗として挙げている。
「ブスケツの退団によって、我々はプレイスタイルについて考え直す必要に迫られた。私は中盤に3人の攻撃的な選手を置くことに決めたが、それは常にベストのオプションだったわけではない」

バルセロナの黄金時代を支えたブスケツが中盤の底の位置からいなくなった後でそれに代わる解決策を見出せなかったことは、シャビ氏にとって今も忘れられない苦い記憶となっているようだ。

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