CLでビッグクラブとの差を痛感したレヴァークーゼン 指揮官「我々は現実的でなければならない」

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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ラウンド16で敗退

11日(現地時間)、レヴァークーゼンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-2で敗れた。

1stレグを0-3で落としていたレヴァークーゼンは序盤から攻勢に出たが、エースのフロリアン・ヴィルツを怪我で欠く攻撃は決め手に欠け、得点を奪えずにいると、逆に52分にハリー・ケイン、71分にアルフォンソ・デイヴィスにそれぞれゴールを決められ0-2で敗戦。2戦合計0-5となってラウンド16で姿を消すことになった。

昨シーズンは無敗でブンデスリーガと国内カップ戦のDFBポカールを制し、今シーズンもCLではリーグフェーズで6位。今のレヴァークーゼンが欧州でも屈指の実力者であることに疑いの余地はない。しかし、今回のバイエルンとの2試合だけでなくリーグフェーズではリヴァプール(0-4)とアトレティコ・マドリード(1-2)にも敗れていて、ほぼ毎シーズンCLの優勝争いに絡んでくる彼らとの間にはまだ差があることも事実だろう。
そして、そのことはシャビ・アロンソ監督も痛感したようだ。バイエルン戦後、同監督は以下のように語っている。

「これまでのところ、我々はチーム、そしてクラブ全体を大きく発展させることができた。しかし、ここからの次の一歩が最も難しい。サッカーだけでなくクラブそのものも関わってくることだからだ」(ドイツ紙『Bild』より)

「我々は現実的でなければならない。我々のレベルとバイエルンのそれとは別物だ。我々は彼らと競えるような存在になった。それは大きな成長であり、今後もしっかりと取り組んでいく必要がある。自分達のことを誇りに思ってもいいし、今回の敗戦を崩壊と捉えるようなことは愚かだ」

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