男子ラージヒル、世界選手権でノルウェー代表チームのジャンプスーツ不正改造が発覚 FISが2選手とコーチ3人に資格停止処分を決定

ノルディックスキー強国のノルウェー、地元開催の大会で失態 photo/Getty Images

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国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が、ノルウェーで開催されたノルディックスキー世界選手権のジャンプ男子個人ラージヒルで失格となったマリウス・リンビクとヨハンアンドレ・フォルファン、およびコーチらの暫定資格停止処分を決定した。

リンビクは2022年北京冬季五輪男子個人ラージヒル金メダリスト。今大会ではノーマルヒルで金メダルを獲得していた。今回、それについても不正が行われたかどうか今後調査が行われる予定だ。

不正発覚後、ノルウェーチームは故意に空中で揚力を高める余分な縫い目を縫い付けて改造したことを認めており、ヘッドコーチのマグナス・ブレビック氏と用具管理者のエイドリアン・リベルテン氏を無期限の資格停止処分としていた。そして今回アシスタントコーチのトーマス・ロッベン氏も不正に関与した疑いでリンビクとフォルファンと合わせて資格停止処分を下した。なおこの2選手は12日開幕のW杯オスロ大会に出場できない。
世界選手権のジャンプ個人ラージヒルでは、リンビクの失格によって4位だった小林陵侑が繰り上げで銅メダルを獲得した。

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